こんな本をよんでます。
昭和62年発行。絶版で定価の2倍以上してましたが、植物ホルモンについて詳しくて学術的すぎない書籍はあんまりないように思います。
某盆栽園で美男カズラを頂いたとき、
『美男カズラは朝7時から8時に交配しないと結実しない』らしいよ
というこれまた神秘的なアドバイスをいただいた私。
そんなとき
植物学的な理由と関連付けできない根拠のない確信、その領域に対するムズムズを抑えきれない自分がいませんか。
植物ホルモンについてあまり知識のない私は、まずは机勉強から始めるのが定石だと信じています。
この本の中には、植物ホルモンの働きはもちろん、それと盆栽の関係についても少し触れられていて
- スキンシップで樹は小さくなる
- 菊の茎に爪楊枝を刺したり洗濯ばさみを挟んだりすることで徒長を防ぐことができる
- 実に傷をつけると果実は早く熟す
- 水分ストレス
など、ちょっとだけですけど植物ホルモンと関連付けて詳しいことが解説されていました。
持ち込んで20年で初めて銀杏がなるとか、気が遠すぎる。
とても待てそうにない。
どこかから買ってきた樹じゃなくて、自分の力で実を付けさせたぞ‼感がほしい。
初心者とはこんなもんなんです。
だからといってホルモン剤をぶち込むのもドーピングをしているようで樹の負担も相当なもんなんでしょうね….
盆栽の隣に熟したリンゴやバナナを置いてみるとか、森林浴させるとか、虫の力とか、自然の力を借りて盆栽を作れたらよいな。